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「羊と鋼の森」 宮下奈都 [本]

 
 

羊と鋼の森

羊と鋼の森

  • 作者: 宮下 奈都
  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 2015/09/11
  • メディア: 単行本

 
 
 
 
 
宮下さんの小説は「よろこびの歌」「終わらない歌」でとても感動しました。
でも次に読みたい作品がみつからないままだったのですが新刊が出て題名に魅かれたのとレビューも良かったので読むことにしました。
ところが読み始めると主人公が生真面目で朴訥な感じがいまひとつなじめず少しそのままになっていたのです。


そんなところへ芥川賞、直木賞候補作品の発表がありました。
最近あんまり本も読んでいないし情報も仕入れていないので知らない作家の作品が並んでいるんだろうと思っていたのです。
そうしたらなんとこの作品が第154回直木賞候補に挙がっているではありませんか!

もう1冊、柚月裕子さんの作品も直木賞候補に挙がってました。
警察ものなのでまたの機会に読もうと思っているのでこれは先送りです。


それで大急ぎで「羊と鋼の森」をまた読み始めました。
この書名の意味は読み始めてすぐにわかります。

ピアノの調律師のお話です。

調律ってただ音を正確に調整するだけかと思っていたのですがどういう音にしたいか調律師の腕にかかっているんだと初めて知りました。
そしてホールなどのピアノはキャスターの向きだけでも音が変わるんだそうです。

調律するためにある家庭に訪れるわけですがそこにドラマがありました。

小説ならではではなくてほんとにありそうなお話だったので余計に面白かったです。
この続きもありそうなそんな感じで期待したいです。
そして宮下さんの小説ではまたもや私の琴線をくすぐられました。


この小説の中で痛く同感した文章を載せます。

登場人物の柳いわく「才能っていうのはものすごく好きだっていう気持ちなんじゃないか。・・・」


そして最後に「羊」という文字から「善い」や「美しい」が来ていると書かれていて「へぇ~そうなんだ。」

「古代の中国では、羊が物事の基準だった・・・」
「神への生贄だった・・・」
そういうことから由来しているみたいです。


今年ももうすぐ終わりですが今年は未年、それもふまえてこの作品を描かれたのでしょうか?

なんだか未年が終わるにあたってこの本に巡り会えたのも何かのご縁を感じたのです。


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ジョルジョ・モランディ展 ~終わりなき変奏~ [美術]

 
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夏にこの美術館を訪れた時にこの展覧会の無料券をいただいたのです。
手作り簡易印刷のチケットでした。

この感じの絵を多分サントリーミュージアムで観たような記憶があるのです。
「静物」って野菜や果物とかそんなイメージがあったのに器だったので「ふ~ん」という感じでした。
多分2点展示されていて似たような絵だったので余計に記憶に残っているのかもしれません。

ということで無料だし行ってみようかと・・・。
2/14まで開催されているのですが無料なので招待期間が1/17までだったんです。
新年早々に行っても良かったのだけれどバタバタしていたら行けなくなる気がしたのでさっさと行ってきました。
 
 
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ほんとに同じような絵ばかりです。
「すこし、ちがう。すごく、ちがう」 とありましたがすごく違うとはあまり感じなませんでした。
このチラシの作品がどこに展示されているのかを探しているとなんだかパズルをしているような感覚に陥ってしまいました。 
「これって観たっけ?」 と何度もウロウロ。

描いていてどんな心境だったんだろう?って思いました。

でも確かに魅かれるのも事実です。
不思議な感じでした。

風景画も少し、そして花の絵も少し展示してありました。
花の絵は決して売ることがなくて親しい人への愛情だったのかもしれないと説明されていました。


今回解説事項がプリントされていて手元で読むと「ふむふむ」と思えてなかなかよかったです。




別棟で 「王懐慶展:山を出て」が開催されていて無料だったので寄ってみました。
前衛的な作品でダイナミックでした。
 
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「スーツケースの半分は」 近藤史恵 [本]


 
 

スーツケースの半分は

スーツケースの半分は

  • 作者: 近藤史恵
  • 出版社/メーカー: 祥伝社
  • 発売日: 2015/10/08
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)

 
 
近藤さんの本は自転車ロードレースの世界を描いたシリーズで好きになりました。


推理小説が多いので内容を見て読むようにしています。

この本は推理小説ではなかったのとレビューもいい感じだったので読んでみることにしました。


アラサーの女性グループが登場する連作短編集。
しかもスーツケースが脇役となって登場します。
なので書名となってるわけです。


最初の章でフリーマーケットで青い革のスーツと遭遇してそれを購入して物語は進みます。
そのスーツケースを友達に貸しての旅行でいいことが次々起こり「幸せのスーツケース」となるのです。

その後、そのスーツケースは・・・


最終章はこの短編集をまとめる為に書き下ろされたようで若干違和感もあるのですが、まぁ、それは小説なので「あり」なんでしょう。


各章の中でちょっと社会事情も入っていたりしてアラサーの女性心を良く表しているのではないでしょうか。

それぞれの旅行で何かを得て前に進んでいく様が心地よかったです。 
 
 

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日々雑感 [あれやこれや]

12月ももう半ばというのに暖かいせいか、なんの大掃除もしていません。
年賀状も印刷しなくちゃ、と思っていたらプリンターが壊れました。
確か前回の故障のことをブログで書いたなぁ、と思って探してみたら2008年でした。
今回は丸7年ももちました。前回の機種は5年ほどだったと思うので今回は優秀です。


新聞広告で値段をみたり価格COMとかで調べました。
今売り出しの機種でも1万円以下であるのでどれでもいいか、と思っていたのです。
そうしたらそれらは6色インクになってるんですよ。
印刷時の色具合は4色で充分なんですけれどこれってどういうことなんでしょうか?
6色に分散したらインクの減り具合がましになるんだったらいいのだけれど6色を買わないといけないのはやっぱり出費ですよね。
最近は純正インクでなくても充分使えますけれど。
今回もストックの1セットが無駄になってしまいました。でも4色で1000円くらいだったらあきらめもつきます。

それであわてて4色のプリンターを探しました。
キャノンは黒以外の3色がまとめられていて独立しておらず退行してる機種もありました。

ブラザーも後発ですが4色で結構好評なので視野に入れたのですがエプソンの方がサイズが小さかったのと少し安かったのでエプソンに決めました。

ちょっと現物がみたいと思っているうちにどんどん売れていって焦りました。在庫切れで1週間くらいかかりそうだったのです。
ダメ元で近くの家電ショップへ行ったら「今日、入ってきました。」ということで購入して持って帰ることができました。
最初なので純正インクとセットで1000円まけてもらったのでネットで買うのとさほど差がない感じで良かったです。

持ちかえってセッティング。
CDをセットしたら勝手にインストールしてくれるので助かります。
スキャナーも同じメーカーだったので追加してくれました。

これでプリンターがいつ壊れるかと心配せずに印刷できます。

あぁ印刷しなくちゃ・・・。
 
 

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切り絵作家 アグネータ・フロックの世界展 [美術]

 
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「北欧から届いたファンタジー」という副題です。


「北欧の自然や伝統的な物語に育まれた"魔法の手"を持つ、スウェーデンの切り絵作家アグネータ・フロック」


HPでみてクリスマスらしい雰囲気でかわいらしいので「行きたいなぁ」と思って行ってきました。

最初見たとき、色を塗ってから切るのかしら?と思っていたのですが映像をみると切ってから彩色されています。
その切り方がまさに「魔法の手」です。
下絵なしでスイスイ切っておられました。

頭の中にしっかりイメージがあるんでしょうね。
でもサイズの対比とか上手くいかないこともあると思うのに全然そんな感じがないのです。
 
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4才から3年間アフリカで過ごしたとかで動物の切り絵も多かったです。
シマウマがたくさん並んでいる切り絵、好きだったので絵ハガキがあったら買おうと思ったのにありませんでした。
私が好きだった作品はカレンダーになっているものが多かったです。
いいのがあったら絵ハガキを買おうと思っていたのに全然ありませんでした。残念。
図録を買おうかと凄く迷いましたが今まで買って開いた図録の回数は数回です。
止めておきました。

ちょうど知り合いの方が転倒して骨折されたそうなのでお見舞いで送る分だけ絵ハガキを買いました。

元々は「織」を勉強されていたようで展覧会の最後の方には「織」の作品もありましたが切り絵の方がすばらしいです。
 

 
 
12月になるとさすがにクリスマスツリーに違和感はないです。
巨大なツリー。その横にかすかに透けて見えるのが京都タワーです。
写真が小さいのでわかりにくいかもしれないですね。
 
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