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「本のエンドロール」 安藤祐介 [本]

印刷繋がりでこんな本を紹介します。 



本のエンドロール

本のエンドロール

  • 作者: 安藤 祐介
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2018/03/08
  • メディア: 単行本
基本的に本自体が好きなのでどうしてもこういう題名だと手にとってみたくなります。
エンドロールとは奥付のことを言うそうです。これって一般的なのでしょうか? 知りませんでした。
ドキュメントかと思ったら小説でした。
恐らくたくさん取材をされて書かれたものだと思います。
この本は印刷会社のことを書かれた本です。
確かに出版社は出版自体が主張性のあるものですから会社名を見たり聞いたりしますが印刷会社はあまり目に触れることはないですね。
大日本印刷など大手はなぜだか知ってますけれど。
原稿ができあがり、装丁が決まりそして印刷。当たり前のことだけれどその装丁デザインを忠実に実現しなければならないのですね。
普通の装丁なら苦労はないのでしょうが高度な技術を要するとなるとなかなか大変なことでしょう。
そして紙も大量に必要でしょうから十分に用意しなければならないし、しかも発売日が設定されているからそれに間に合わせなければなりません。
この本では5章にわたりそれぞれの難しさを取り上げています。
最終章では作家に工場見学を勧めることによって印刷製本作業工程を説明する形になっています。
ただちょっと初心者の私にはわかりにくかったです。なんとなくそういう流れなんだな、という風に受け止めました。
別途ネットでその工程を見ることができます。(1.5倍速くらいの映像なのであっという間に終わってしまいます。)
主人公の浦本、本の印刷に携わりたくて別の印刷会社から転職して3年目31歳の営業マン。
就職説明会で「印刷会社はメーカーです。」と大言壮語してしまいちょっと顰蹙をかったりしています。
理想は高いのはいいけれどまだ慣れていないのもあって印刷部門には迷惑をかけたりしています。
こういう人、悪い人ではないのだけれど私はちょっと苦手です。
なので読みながらもやきもきしたりしました。
最近出版関係や本屋さんに焦点を当てた出版物が多いように思うのは私が興味あるからではないような気もしますがどうなんでしょう?
先日の「あさイチ」でもユニークな書店を取り上げられていました。
ネットのほうが早いし便利ではあります。
そういう時代だからこそなにかしら特徴を出してやっていってる本屋さんがあるんですね。
いずれ本がなくなるかも?という話もありますがきっと残ると私は思います。
コンピュータが開発されてペーパーレスになる言われましたが実際にはしっかりと残っています。
むしろ簡単に文書が作成できて印刷できるので紙が増えていることもあったりしませんか? 最近はそうでもないのかな?
恐らくそれぞれの良さがあるでしょうから共存共栄してほしいですね。

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mirro

何事もだと思うけれど、手に取るということはなくならないと思います。手触り肌触りって大事で根本的なことですよね。
by mirro (2018-06-06 21:55) 

つぐみ

そうですよね。
手触り肌触り、大切にしたいです。
ただ、便利さという点で淘汰されていくのもあるのかな?という危惧もなきにしもあらずではあります。


by つぐみ (2018-06-07 20:52) 

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